ボートレースまるがめ-SGオーシャンカップ-

 丸亀水面におけるインコースの1着率は50%を超え、舟券に絡む確率も8割に近い。特徴としては、2コースから4コースの優位性がほぼ横一線といえる状況で、連番としては①→②、①→③、①→④という目が多いと考えていい。

 小さな特徴としては5コースの3着率で、2~4コースとほとんど変わらない。厳密にいえば、3着率に関しては、5コースは2コースよりも高い。また、6コースの1着率は極めて低く、実力拮抗のSG戦ともなれば、大波乱あってこその発生と考えるべきで、大外から自力で勝つようなことは、ほとんど考えにくいといえる。

 参考までに、丸亀水面のコース別実績(2016/06/01~2017/05/31の1年間)を掲載しておく。

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着 1着率 2着率 3着率 4着率 5着率 6着率 2連対率 3連対率
1コース 1,188 452 204 192 166 136 50.8 19.3 8.7 8.2 7.1 5.8 70.1 78.9
2コース 389 547 424 367 325 290 16.6 23.4 18.1 15.7 13.9 12.4 40.0 58.1
3コース 313 430 468 422 384 324 13.4 18.4 20.0 18.0 16.4 13.8 31.7 51.7
4コース 258 468 467 472 366 308 11.0 20.0 20.0 20.2 15.6 13.2 31.0 51.0
5コース 163 321 435 459 524 437 7.0 13.7 18.6 19.6 22.4 18.7 20.7 39.3
6コース 56 149 369 455 577 711 2.4 6.4 15.9 19.6 24.9 30.7 8.8 24.8

 続いて決まり手だが、丸亀水面における決まり手の発生率は、全国平均に極めて近い状況といえる。コース別データにも出ているように、インコースの勝ち、つまり「逃げ」が、ほぼ5割を占める。丸亀水面での決まり手はこうだ、という特徴は見当たらない。

 こちらも参考までに、全国と丸亀水面の比較(2016/06/01~2017/05/31の1年間)を掲載しておく。

決まり手 全国 丸亀
回数 回数
逃げ 26,013 48% 1,121 47%
差し 8,282 15% 377 16%
まくり 8,315 16% 373 16%
まくり差し 6,677 12% 311 13%
抜き 4,540 8% 168 7%
恵まれ 427 1% 17 1%

 そして風。この時期の丸亀は、基本的に微風と考えていい。台風や天候の変わり目などでは、一時的に風が強まることもあるが、やはり無風から風速3メートル以内の微風が多い。従って、風がレースに与える影響は小さい時期だといえる。

 ただ、風速は小さいものの、風向は割りと変化しやすい。データ的には、向かい風の1~3メートルが最も多い。しかし、あくまで相対的にみればの話で、横風、追い風、向かい風と、風向はその日のうちでも変化する。風について注意すべきはこの一点で、例えば展示航走で向かい風だったのに、レース本番になって追い風に変わったりすると、選手たちはSに慎重になる。この点のみ、レースに与える影響は小さくないといえる。

 最後に潮。潮位の干満差の大きい瀬戸内海のレース場において、潮回りは走る側にとっても、舟券を買う側にとっても、重要なファクターとなる。基本的に、潮位が高い時は「イン有利」な傾向となる。また、走る側、つまり選手たちにとっては、「水面が高いと乗りづらい」などといわれる。一方、潮位が低い時は、「センター、アウトも効く」傾向だ。選手たちにとっては「潮が低いと乗りやすい」などといわれる。

 「オーシャンカップ」開催中の潮回りをみると、シリーズ序盤は前半のレースで潮位が低く、多様なレース展開が見込まれる。そこから日程が進むにつれ、潮位は「高止まり」の傾向となるため、日を追う毎にインコースが支配的になっていくものと考えられる。特に最終日になれば、選手たちのS勘も揃ってくるだけに、「①の逃げ」の連発となるように思われる。

日付 満潮時刻 干潮時刻 潮回り
7月12日(水) 初日・予選(ドリーム) 12:27 18:53 中 潮
7月13日(木) 2日目・予 選 13:10 19:32 中 潮
7月14日(金) 3日目・予 選 13:59 20:17 中 潮
7月15日(土) 4日目・予選最終 14:56 21:08 小 潮
7月16日(日) 5日目・準優勝 16:05 22:10 小 潮
7月17日(月) 6日目・最終日(優勝戦) 17:27 11:07 小 潮